LinearFilterTool
目次
・概要
・操作方法
・色漏れ対策と透明色の最適化
線形補間(リニアフィルタ)を使用時に、Alpha0(完全不透明)との境目で予期せぬ色が混じり合う現象(色漏れ)を防ぐツールです。
「色漏れ対策と透明色の最適」を行います。
リニアフィルタを使わない場合は色漏れは発生しません。
変換したい画像ファイルのあるフォルダ、ファイルをドラッグアンドドロップしてください。(複数可能)
変換対象となるのは、不透明度情報が含まれるファイルのみで、PNG(24bit+8BitAlpha)とBMP(32Bit)のみです。
良い結果が得られない場合は、「指定値以下のAlpha値を完全不透明にする」の値をちょっとだけ増やしてみるといいかもしれません。
「透明部分を指定色で塗りつぶす」は、見ない部分の色を単色で塗りつぶすことで圧縮率と展開時の速度を向上させます。
透明部分が多い画像の場合などに効果があります。
・色漏れ対策
リニアフィルタなどの、近接ピクセルとの補間を用いるアルゴリズムの場合、透明部分の色が混じって輪郭が発生する現象があります。
不透明部分の色を膨張させることで、この現象に対処します。
ただし、完全透明でない場合(薄くドロップシャドウがある場合など)は、対策することが出来ないためこの現象が発生します。
・透明色の最適化
透明部分の色を塗りつぶすことで、ファイルの圧縮率を上げ、展開速度を速めます。
PhotoShop等からそのまま出力すると、見えない透明部分にも色情報が残っています。
これを塗りつぶすことで最適化します。